消防団とは

消防団とは?

消防団とは消防組織法(昭和22年法律第226号)第18条第2項及び第23条第2項の規定に基づいた組織です。

また消防団員の皆さんは、消防業務を本業・副業としているわけではありませんが、団員として任命されると、特別職の地方公務員となります。さらに、消防団は地域社会に奉仕する団体でありますので、消防団が活動したことによって、何らの対価を求めるものではありません。

消防団員の身分・待遇

消防団員は市町村における非常勤特別職の地方公務員です。

◆入団資格

(1) 壬生町内に居住、勤務、又は通学する者、その他消防団の活動を適切に行うことができると認められるもの。
(2) 年齢18歳以上の方。
(3) やる気に満ち溢れていて、心身ともに健康な方。

◆団員の待遇

(1) 階級に応じた報酬が支払われます。
(2) 満5年以上勤続した団員に退職金が支払われます。
(3) 消防団員が火災出動などの公務中にけがを負った場合などには、補償する制度があります。

壬生町消防団の歴史

昭和23年以降、町村合併や消防自動車の普及、消防組合の発足など、社会情勢の変化等に伴い、少しずつ体制の変革がなされてきました。
昭和36年頃までは、旧壬生地区で9部、稲葉地区で現在と同じ5部、南犬飼地区で7部の合計21分団、消防長1名、消防委員3名、消防団長1名、副団長3名で、団員数は370名により消防団が構成されていました。
その後、昭和37年には、第15(北小林)・16(安塚)・17(上長田)分団の3分団が合併し、計19分団となり団員数は337名に減少していきます。
昭和38年には、現在の体制の原型となる各分団を旧町村ごとに区分け(旧壬生地区を1分団、稲葉地区を2分団、南犬飼地区を3分団)し、正式に部制となりました。当時は、1分団が7部(現在は5部)、2分団が5部(現在と同じ)、3分団が5部(現在と同じ)の計17部で構成され、比較的人数の多い部は、班制をとっていたようです。
団員数は266名で前年度と比較して71名の減少となっており、この年は大幅に体制を見直したことが伺えます。
昭和39年以降は、各部内において人数の調整(班数の減少→各部1班体制へ)が行われ、消防団員数は、年々減少していきます。
昭和47年度頃になると、常備消防壬生分署が建設され、1分団の部数が担当地区の見直し等により7部から6部へ変更となりました。翌昭和48年には、1分団の部数が6部から5部に変更となり、現在の消防団体制と同じ各分団5部ずつの合計15部の構成となりました。団員数についても、現在と同じ総員203名体制となり、今日に至っています。

壬生町消防団の体制

 

 

 

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